舞台『魔道祖師』

Introduction

世界的メガヒットファンタジー小説『魔道祖師』、ついに舞台化決定!

原作は、作家・墨香銅臭(モーシャントンシウ)により、中国のオンライン小説サイトにて2015年10月から2016年3月にかけて連載されたBLファンタジー小説『魔道祖師』。

物語の舞台は、法術を使う者が妖魔や邪鬼を退治する架空の古代中国。強い絆で結ばれた2人の激動の運命を描いた緻密で壮大なストーリーと魅力的なキャラクターが反響を呼び、海外でも小説が翻訳、出版された。
ラジオドラマ、漫画、アニメ、実写ドラマなど様々なメディアミックスを展開し、映像作品はシリーズ累計150億回再生超。アジア各国で社会現象を巻き起こし、その人気はとどまることを知らず今では世界中で爆発的な人気を誇る。
日本では、2020年3月に放送された実写ドラマ版「陳情令」(字幕版)を皮切りに、アニメ「魔道祖師」(字幕版・吹替版)放送、ラジオドラマ配信、原作小説和訳出版、さらに2024年より日本版漫画の連載開始と、たびたび大きな話題となっている。

そしてこのたび、ついに世界初のコンテンツとなる舞台化が決定。
舞台『魔道祖師』の第一弾となる本作の副題には“邂逅編(かいこうへん)”と銘打ち、重厚な世界観と複雑な人間ドラマを描き出す。

また、『魔道祖師』のメディアミックス展開に新たな1ページを刻むにあたり、実力派スタッフ・キャストが集結。脚本・演出は、舞台を中心にマルチに活動する伊勢直弘。音楽は、舞台やテレビ、映画と幅広いジャンルを手掛ける坂部 剛が務める。さらに、舞台用にビジュアルを新調するため、原作『魔道祖師』のイラストを数多く手掛けているGearousがメインイラストレーターとして参加。舞台『魔道祖師』製作委員会と共同で、キャラクターデザインの制作を手掛ける。

主人公・魏無羨(ウェイ・ウーシエン)を演じるのは、『大!天才てれびくん』で子役デビュー後、『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA 』、『パーフェクトプロポーズ』などの映像出演を重ね、今回が初舞台となる金子隼也。藍忘機(ラン・ワンジー)役は、舞台や映画など様々な場で活躍する廣瀬智紀(『映画刀剣乱舞』、舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆 等)がダブル主演として務めるほか、和田琢磨(舞台『刀剣乱舞』、MANKAI STAGE『A3!』等)、小松準弥(「仮面ライダーリバイス」、舞台「ロミオ&ジュリエット」等)、田村升吾(『Dancing☆Star プリキュア』The Stage、ミュージカル『刀剣乱舞』等)、村田 充(「進撃の巨人」-The Musical-、『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 2 等)など俳優陣はフレッシュな顔ぶれから経験豊富な実力派までが勢揃い。

これまで日本で『魔道祖師』のドラマ・アニメ・漫画を展開している株式会社ソニー・ミュージックソリューションズと、数々の舞台作品を手掛ける株式会社マーベラスが共同でお送りする本作。
目の前で繰り広げられる迫力満点の殺陣など、ライブエンタテインメントでしか体感できない魅力が詰まった舞台『魔道祖師』をお楽しみに。

Story

世は岐山温(きざんウェン)氏が暴虐の限りを尽くし、民が苦しみにあえぐ時代。
姑蘇藍(こそラン)氏・雲夢江(うんむジャン)氏・蘭陵金(らんりょうジン)氏・清河聶(せいがニエ)氏をはじめとする仙門の修行者らは力をあわせ、温氏の討伐に成功する。
なかでも夷陵老祖(いりょうろうそ)である魏無羨(ウェイ・ウーシエン)は貢献を果たしたが、強大な力を持つ鬼道に手を染めたがゆえに人々に恐れられ、やがて身の破滅を招いてしまう。
そして十三年後。
呪術によって蘇った魏無羨は怪事件に出くわし、宿命の相手、姑蘇藍氏の藍忘機(ラン・ワンジー)と再会する。
事件を追ううちに十三年前の真相に迫ることとなり―――
2人の激動の運命をめぐる物語が始まる。